つい先日の2019年5月、コンサートライトにおいて有名なブランドである、ルイファン・ジャパン社の「キングブレード」から、ついにボタン電池式・色変えが可能なペンライト「KINGBLADE ONE1R(ワンアール)」という型番が発売になりました。

これまで、アイドルマスターのライブにおいては「乾電池式のペンライトは使用できない」というレギュレーション(規制、規則)のもと、キングブレードは「iLIGHT」(ボタン電池式で色変えのできない単色のもの)をのぞきアイマスのライブでは使用できないため、色変え式のペンライトはターンオン社の「MIX PENLa PRO24c」が主流となっていました。

今回かなりの知名度を誇る”キングブレードブランド”から「アイマスで使える色変え式のペンライトが出た」ということで、購入をされた方または購入を検討されている方も少なくないと思います。そこで、私もその使用感など試してみようと思い、「KINGBLADE ONE1R」を購入し長年使っているMIX PENLa PRO24cとの比較をしてみました。





本題に移るその前に。大切な前置きとして、今回出た「KINGBLADE ONE1R」はこれまでに発売されているキングブレードシリーズと外見がほとんど変わりません。ですので、これから購入を検討している方にお伝えしたいことがあります。

  • 間違えて乾電池式のものを買わないように気をつける。

    2019年6月現在、「キングブレードの色変え式でアイマスのライブに使用できるもの」は「ONE1R」のみ
    なので、パッケージをしっかり確認してから買いましょう。今後、自分で色を作って登録できるシリーズとして、乾電池式の「ONE1」とボタン電池式の「ONE1RB」という型番も登場する予定とのことで、ますます買い間違えが起きてしまう可能性がありますので、今後も要注意です。

  • 外見が変わらないなら黙っていればわからないだろう、と乾電池式のキングブレードをアイマスのライブ(現地)に持ち込まない、使用しない(かなり重要)。

    発売になったばかりなので「ONE1Rと偽って乾電池式を使用した違反者が出た」という前例でも発生しない限り、もちろん運営側も周知のこととは思いますが、現状は使用者のモラルに委ねられています。レギュレーションに「ONE1Rは判別ができないから禁止」と追加されてしまう事態にならないことを切に願います。

  • 逆に、ONE1Rを使っている方に対して「キングブレードを使っている!レギュレーション違反!」と、しっかりと確認もせずに安易な決めつけで咎めたりしない。

    ONE1Rは「ボタン電池式、かつ25cm未満」をクリアしている商品です。今後はもっと持つ人が増えるものと思われます。「レギュレーションに則って使用しているのに!」と嫌な思いをする人がでないようにしたいものです。


ご参考までに、アイマスのペンライト・サイリウムに関するレギュレーションは以下のように定められています(ミリオンライブ6thライブ 福岡公演のものより引用

"過去のイベントで、お客様のものと見られるコンサートライトにより、実際に機材が破損した例がございました。
大型コンサートライトやレーザーポインター等、周りのお客様のご迷惑になる物もございましたので、ケミカルライトを含むコンサートライトのサイズ・仕様の規制をさせていただきます。
全てのお客様にライブを快適にお楽しみいただくために、ご理解、ご協力をお願いいたします。
以下を除く電池式コンサートライトの使用は、周りのお客様へのご迷惑や怪我、トラブルの原因となりますので禁止させていただきます。

[ご使用可能なコンサートライト]

THE IDOLM@STER × TOWER RECORDS LED式ペンライト 星井美希タワー限定ver. (正規許諾品、ボタン電池使用・緑色)
7周年ライブ 公式うちわ&サインライト (弊社商品、LED式、ボタン電池使用・ピンク色)
アイドルマスター 公式サインライト(弊社商品、Ver.2含む、LED式、ボタン電池使用)
アイドルマスター シンデレラガールズ 公式サインライト(弊社商品、LED式、ボタン電池使用)
アイドルマスター ミリオンライブ! 公式サインライト(弊社商品、LED式、ボタン電池使用)
アイドルマスター 公式コンサートライト(弊社商品、LED式、ボタン電池使用)
アイドルマスター シンデレラガールズ 公式コンサートライト(弊社商品、LED式、ボタン電池使用)
アイドルマスター ミリオンライブ! 公式コンサートライト(弊社商品、LED式、ボタン電池使用)
アイドルマスター シャイニーカラーズ公式コンサートライト(弊社商品、LED式、ボタン電池使用)
アイドルマスター SideM公式コンサートライト(弊社商品、LED式、ボタン電池使用)
市販のLED式コンサートライト(ボタン電池使用、25cm未満のものに限る)
市販のケミカルライト(25㎝未満のものに限る)
[ご使用いただけないコンサートライト]

THE IDOLM@STER 765 MILLIONSTARS First Time in TAIWAN公式コンサートライト
電池式・非電池式を問わず、25㎝以上のコンサートライト
ボタン電池以外の電池式のコンサートライト(25cm未満のものも含む)
極端に明るさを上げる・点滅させる・複数のコンサートライトを組み合わせるなど、市販時の形状や性能を改造したコンサートライト
市販品ではなく、パーツをくみ上げて自作したコンサートライト
その他、スタッフが不適切と判断したコンサートライト"





ではここから本題に移ります。

まず、「MIX PENLa PRO24c」と「KINGBLADE ONE1R」そして比較も兼ねて一緒に購入したルミカ社の「大閃光ブレード100」の3本において、Mix PENLaを基準に色を比較し表を作成したものがこちらです。ここでの色は、私が「現物を点灯させながら、このくらいの色かな?と選んだ色」であり超個人的主観によるものであることをご承知のうえ、ごらんください。

mix_one1r_dai_hikaku

各色に書いてある「番号と色名」はそれぞれの商品において割り当てられているものです。Mix PENLaを基準としてONE1Rと大閃光ではどの色にあたるか、を示した表となっています。



次に、表をもとに写真を用いての色の違い(私の個人的感想)をお伝えしていきます。個別で表記の無い限りは左からMIX PENLa PRO24c、KINGBLADE ONE1R、大閃光ブレード100の順で並んでいます。



1. (1)レッド・(1)レッド・(1)レッド

1red
完全に写真が悪いです、申し訳ありません。PENLaがより「赤」い色をしており、ONE1Rと大閃光はやや「朱」に近い印象ですが、気になるほどの差はないと思います。


2. (3)ローズ・(15)ホットピンク・(15)パッションピンク

15hotpink
PENLaとONE1Rはあまり差がない気がしますがONE1Rのほうが気持ちきれいな印象。大閃光は赤みが強め。


3. (4)ブルー・(2)ブルー・(2)ブルー

2blue
PENLaが発色が良い印象。ONE1RはPENLaに比べたら気持ち暗い気が。大閃光もきれい。ほぼ差はないと思います。


4. (5)ライトブルー・(10)ライトブルー・(10)ライトブルー

10lightblue
いわゆる”水色”ですがPENLaはやや薄く(彩度が低い)、ONE1Rと大閃光はきれいな水色が出ています。


5. (7)アクアブルー・(14)ターコイズ・(14)パステルブルー

14turquoise
PENLaと大閃光はほぼ同じ色。ONE1Rはやや緑に寄っていて、PENLaの(7)アクアブルーよりも翠で(17)エメラルドグリーンよりも青く、ちょうど中間の色をしています。

▼PENLa:(17)エメラルドグリーン・ONE1R:(14)ターコイズで比較
  pen17one14

▼PENLa:(7)アクアブルー・ONE1R:(14)ターコイズで比較
  pen7one914


6. (8)イエロー・(8)イエロー・(8)イエロー

8yerrow
ONE1Rが圧倒的に発色が良いです。また3本での差が顕著。PENLaはONE1Rと比べてしまうとやや暗いです。大閃光はLEDがYを持たないRGBWの4色のため黄色系が顕著に差が出ます。イエローというよりPENLaでは(11)パッションオレンジに相当。

▼PENLa:(11)パッションオレンジ・大閃光(8)イエローで比較
  pen11dai8


7. (10)オレンジ・(4)オレンジ・(4)オレンジ

4orange
どれもほとんど差は感じられませんが、PENLaが一番黄色みがあり、写真では分かりづらいですがONE1Rと大閃光は濃いめの色合いです。


8. (13)グリーン・(5)グリーン・(5)グリーン

5green
PENLaが発色が良いです。ほとんど差はありませんが、大閃光は「メロンソーダ」っぽい緑色をしています(個人的感想)。


9. (14)イエローグリーン・(13)ライム・(13)イエローグリーン

13lime
PENLaは色の名のとおり緑みの強い黄色。ONE1Rは黄色にほぼ近く、PENLaのイエローくらい。大閃光はPENLaの(12)ヤマブキオレンジに相当。

▼PENLa:(12)ヤマブキオレンジ・大閃光:(13)イエローグリーンで比較
  pen12dai13


10. (15)ライトグリーン・(9)ライトグリーン・(9)エメラルドグリーン

9lightgreen
このあたりは差がかなりあり、使い分けのできるPENLaに分があります。

▼大閃光(9)エメラルドグリーンは、PENLa(15)ライトグリーンに近い
  pen15dai9

▼ONE1R(9)ライトグリーンは、PENLa(16)ペパーミントグリーンに近い
  pen16one9


11. (18)ピンク・(7)ピンク・(7)ピンク

7pink

ペンラが色味が濃い(彩度が高い)印象ですが、どれもさほど差はありません。


12. (20)サクラピンク・(11)ライトピンク・(11)サクラピンク

11lightpink
PENLaが一番淡い色をしており、ONE1Rはややピンクが強い印象です。


13. (21)バイオレット・(6)パープル・(6)バイオレット

6purple
PENLaがやや赤みがあり、ONE1Rと大閃光はまさに「青紫」。PENLaでは出しきれない色。


14. (22)パープル・(12)バイオレット・(12)パープル

12violet
これまたPENLaが一番赤みが強いです。


15. (24)ホワイト・(3)ホワイト・(3)ホワイト

3white
PENLaとONE1Rはほとんど差がないですが、ONE1Rのほうがより真っ白な印象です。大閃光は青白く見えます。





【総括】

やはりONE1R・大閃光の15色に対し、24色と細かい色味の差が出せるMIX PENLa PRO24cは、長らくアイマスPの間ではこれを買っておけば間違いない、とされているだけあって分があると思います。

しかしながら、ONE1Rの強みとしては全体的な発色の良さがあげられると思います。特に黄色と白はおっ!と思うほど良いです。ほかに、PENLaには無い色(出せない色)として、

(10)ライトブルーの”まさに水色!という色”
(14)ターコイズの”PENLaの(7)アクアブルーと(17)エメラルドグリーンの中間の色”
(6)パープルの”青みが感じられる青紫”

があり、色にこだわりのある方や、推しや担当が該当する色だったりする方はそのために1本用意してPENLaと使い分けても良いのではないかと思いました。



最後に、冒頭でも少し触れました今のMIX PENLa PRO24cのシェアを一気にひっくり返してしまうかもしれない「ONE1RB」の存在ですが、これは7月の下旬くらいに出る予定との噂があります。キングブレードは「KING BLADE X10 III」という商品ですでに自分で色を作れるものを出していますが、乾電池式のためアイマスでは使用できませんでした。

しかしこのONE1RBにおいては、なんと言っても先発品のONE1Rの色が作れるバージョンで、ボタン電池式です。アイマスで使用できます。そのため、今回発色を見たり使用感を知りたかったのでONE1Rを買ってみたわけなのですが、私個人としては、今まで用意された色ではしきれなかったアイドルの色が再現できるかもしれないということで、楽しみにしています。

その前に、ONE1Rが他の乾電池式のキングブレードと混同されて問題になる…という事が起きることのないよう願って、ONE1RBの発売を待ちたいと思います。